Mobile Metal Analyzers

成分分析機

弊社保有の「成分分析機」についてご紹介します。

成分分析機

弊社の成分分析機は、アルゴンガスを噴射して金属中の元素成分を分析し鋼種を特定します。海外製作の場合、相当品の利用や異材混入などの不安があります。海外製作品の材料確認や保証、古い設備部品をリバースエンジニアリングする際など材質不明部品の鋼種確認もお任せください。

イメージ画像

概要

金属成分分析は、鋼材(母材はアルミ、鉄、ステンレス)に含まれる元素の定量分析を行い、材料識別などを検査します。指定材料、相当品の使用確認やリバースエンジニアリングの際の材料特定、生産現場での異材・異物混入がなかったかの確認など、使い方は様々です。鉄、炭素、アルミニウム、銅、チタン、ニッケル、窒素、亜鉛、コバルト、鉛、マグネシウム、リン、硫黄、ホウ酸、錫と多様な元素の測定に対応します。

主な用途例

  • イメージ画像

    海外製作品の鋼種確認と材質保証

  • イメージ画像

    材質不明鋼材の鋼種確認

計測機器ラインナップ

あらゆる金属を対象とする成分分析機!

可搬型個体金属発光分光分析装置 SPECTOROTEST

  • メーカー

    アメテック

機器の特徴

製品に対してスパーク放電(アルゴンガス)を行う、破壊式の成分分析機になります。そのため使用した箇所に微細な痕が残ります。使用部はΦ15-20程度の平面が必要で、厚みが1mm程度必要です。めっきなど処理がある場合も剥離が必要となります。ハンドヘルド蛍光X線などでは、測定できない鉄鋼の炭素成分測定が可能です。0.006% から炭素を分析できる他、ステンレス、アルミなども分析可能です。ポータブルなのでパレットに載せたままの大物部品や溶接部の材質判別など、様々な用途に活用可能です。

計測実績

アルミ合金の成分分析

弊社所有の成分分析機は、スパーク放電により固体金属中に含まれる元素成分を分析して定量化する『固体金属向けの多元素同時分析装置』です。鉄・アルミ・ステンレス材の成分分析が可能です。

業界

鋳物製作メーカー

使用機器

可搬型固体金属発光分光分析装置(SPECTOROTEST)

測定指示

テストピースの成分分析

数量

3個

ピンゲージイメージ画像

ピンゲージ

メーカー:
アイゼン

栓ゲージイメージ画像

栓ゲージ

メーカー:
測範社

ねじゲージイメージ画像

ねじゲージ

メーカー:
第一測範製作所
※管用ねじゲージも保有

ブロックゲージイメージ画像

ブロックゲージ

メーカー:
ミツトヨ

三点マイクロメータイメージ画像

三点マイクロメータ

メーカー:
ミツトヨ

各種マイクロメータイメージ画像

各種マイクロメータ

メーカー:
ミツトヨ

ピンゲージイメージ画像

ピンゲージ

メーカー:
アイゼン

栓ゲージイメージ画像

栓ゲージ

メーカー:
測範社

ねじゲージイメージ画像

ねじゲージ

メーカー:
第一測範製作所
※管用ねじゲージも保有

ブロックゲージイメージ画像

ブロックゲージ

メーカー:
ミツトヨ

三点マイクロメータイメージ画像

三点マイクロメータ

メーカー:
ミツトヨ

各種マイクロメータイメージ画像

各種マイクロメータ

メーカー:
ミツトヨ

検査・測定事例

業界やワークは多種多様で、
測定の種類も豊富です。

  • 3Dスキャンデータと3DCADデータの形状比較
  • 電子部品(コネクタ)の3D形状測定
  • 量産部品の画像寸法測定 1,000個
  • ノギスによる寸法測定 800個×5箇所
  • 穴位置の座標測定
  • Oリングの寸法測定
  • シャフト外周の面粗度
  • シリンダーの内径計測
  • 樹脂成型品(射出成型品)、金属成形品(MIM)の型検データの作成
  • 平面の反りやうねり、面全体の凹凸測定
  • 図面の無い部品をスキャンモデリング、図面製作から加工まで対応
  • 金型部品(プレス品)の測定
  • 量産部品の全数検査
  • 幾何公差に対して仕上がり精度の確認
  • 炊飯器窯の目盛りの位置計測
  • 樹脂成型品(仕上がり品)の3Dスキャン測定 10個×10箇所
  • 木材の木目の距離、凹凸高さ 10個
  • 木材の表面粗さ測定
  • アルミダイカスト(鋳造品)の検査
  • アルミダイカスト(鋳造品)の輪郭度測定
  • 筐体の寸法測定
  • 金型部品の3Dスキャニング(STLデータの提出)
  • アクリル樹脂トレイの3Dスキャニング(STLデータの提出)
  • 薄板板金(t=0.2)の寸法測定とスケッチ図のトレース
  • 同軸度、直角度の幾何公差測定
  • ばね鋼の曲げ部の角度測定
  • ゲージの厚み測定
  • 長物(L1200)の寸法測定
  • 重量物(400×400:25kg)のレイアウト測定
  • 雄ネジ部のピッチ測定
  • セラミック(円柱形状)の寸法測定 300個
  • アルミ缶の蓋部、胴部の3D形状測定
  • 鋳物の寸法測定
  • 対称度の測定 200個
  • 金属リング内径の寸法測定
  • 部品側面の表面粗さ測定(VR-6200)
  • パイプ(筒)の真円度測定
  • 電子基板の実装部品の位置測定

サービスの流れ

  • STEP
    01
    計測ご相談
  • STEP
    02
    お打ち合わせ
  • STEP
    03
    お見積り
  • STEP
    04
    ご注文・
    検査品のお預かり
  • STEP
    05
    検査
  • STEP
    06
    検査成績書と
    検査品のお渡し
品質管理センター

品質管理センターの見学が可能です。

品質管理センターには見学スペースを設けています。
検査の様子や各セクションの業務フローをご覧いただけます。

※機密保持の観点から、見学スペースからのみの見学となります。

よくあるご質問

検査品はどうすればよいですか?

弊社品質管理センターにご発送いただければと思います。
営業担当が引き取りできる場合などは、ケースに応じてご対応させていただきます。
※内容を確認させていただき、技術営業よりご案内を差し上げます。

どれぐらいの大きさまで測定ができますか?

使用する測定器によって大きさは異なります。保有する計測機器一覧に一部記載しておりますのでこちらをご覧ください。計測機器一覧はこちら

図面のない部品ですが、製作は可能ですか?

精密測定でモデリング、製図、加工まで対応可能です。その際、部品の現物をお預かりする必要がございます。お客様に測定結果、製図に対しての承認をいただいた内容で加工を行います。

お問い合わせボタン
お役立ちBOOKダウンロードはこちら