複雑な形状の測定やヒューマンエラーを防ぐことにもつながる三次元測定機。
本記事では、三次元測定とは何か、種類やどのような測定に向いているのかについて解説していきます。
三次元測定とは、データにて対象物を立体的に捉えて、寸法や形状の測定を行うことを指します。
測定された情報が三次元のX、Y、Z軸の座標で表示され、この各座標情報をそれぞれ組み合わせることで、寸法や公差を測定するのが三次元測定機です。
同一直線上の2点を測定するだけであればメジャーなどを用いれば可能ですが、三次元測定機では素早く複雑な形状の測定が可能となります。
三次元測定機にも種類がありますが、大きく分けると非接触式と接触式の2つに分類されます。
こちらでは三次元測定機の種類についてご紹介していきます。
非接触式三次元測定機とは、レーザーを用いた測定を採用しており、対象物に接触せずに測定できることから、大きい対象物の測定に向いています。
3Dスキャナ型の場合、広範囲のデータを一括で取得することができるといった特徴もあります。
接触式三次元測定機とは、プローブと呼ばれる測定子の先端に付いている球状の接触子(スタイラス)を測定対象物に接触させ、三次元の座標や寸法の測定をすることができる三次元測定機です。
複雑な形状の寸法測定や高精度な寸法、幾何公差の測定に三次元測定機はおすすめです。
また、三次元測定機には、測定したデータをもとに図面化するリバースエンジニアリングが可能な測定器もあります。
エージェンシーアシストでは接触式の三次元測定機のほかに、非接触式の3Dスキャナ型三次元測定機も導入しております。
3Dスキャナ型三次元測定機 VL-500を用いることで、360°全方位を3D スキャニング、1,600万画素の高精細測定で捉えきれなかった形状も測定可能です。
三次元測定機以外にも様々な測定機をご用意しておりますので、精密寸法測定や部品評価といった検査・受託測定のことなら当社にご相談ください。
計測サービス事業ページはこちら⇒https://www.agency-assist.co.jp/service/measurement/
三次元測定とは何か、種類やどのような測定に向いているのかについて解説しました。
アナログの測定に比べて、三次元測定は複雑な形状の測定を素早く正確に行えるといった特徴があります。
形状が複雑な部品の評価や測定、リバースエンジニアリングをお考えの方は、三次元測定を依頼してみてはいかがでしょうか。
エージェンシーアシストには品質管理センターが国内に3拠点あり、
加工部品調達サービスの納品前検査はもちろんのこと、「検査だけ」の受託測定もお受けしております。
三次元測定機や画像寸法測定器、成分分析機など
検査機器ラインナップはこちら https://www.agency-assist.co.jp/service/measurement/
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